現地限定【宇野昌磨の言葉】久々競技会の心境「見る側の気持ちは分かる。やる側は…」

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦中国杯>◇11月9日◇中国・重慶◇男子公式練習

今季初戦を迎える世界選手権2連覇中の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が、本番用リンクで最終調整しました。

昨季終了後から重点を置くのは表現面。オフシーズンもアイスショーなどで真正面から向き合い、3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)以来となる競技会に戻ってきました。

いざ、競技会のリンクに立って心境の変化は。台頭する世界のライバルを見て、思いの変化は。現地で取材するメディア限定で行われた、ショートプログラム(SP)前日取材を「宇野昌磨の言葉」として、たっぷりとお届けします。

フィギュア

中国杯の公式練習で宇野昌磨(左)はステファン・ランビエル・コーチの指導を受ける

中国杯の公式練習で宇野昌磨(左)はステファン・ランビエル・コーチの指導を受ける

リンクの感触確認「結構、体力と力がいる」

中国杯SP前日 公式練習後に

――久しぶりの競技会ですが、リンクに立ってみて気持ちの変化、変わらない部分はありますか

宇野 あまり大きな変化はないですね。あんまり緊張も今のところはしていないですし「競技の場所にも、自分が楽しめるというものが見つかればいいな」と、今、取材を受けていて思いました。

――高揚感があるというよりは、試合をしてみて、どう感じるかでしょうか

本文残り89% (1945文字/2183文字)

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。