【WATCH!宇野昌磨〈21日〉】首位で壁「僕なりにアドバイスしたい」/SP詳報

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇長野市ビッグハット◇男子SP

2年連続6度目の優勝が懸かる宇野昌磨(26=トヨタ自動車)の全日本選手権が幕を開けました。

21日のショートプログラム(SP)は貫祿の首位。滑走後の一問一答を送ります。

2連覇を飾った3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)では、日刊スポーツ・プレミアムで「WATCH! 宇野昌磨」を掲載。前回、皆さまからいただいた声を受け、今大会で約9カ月ぶりに復活します。

現地で取材する記者が公式練習の様子を詳報し、コメントとともにお伝えします。

フィギュア


順位名前SP
1宇野昌磨104.69
2山本草太94.58
3鍵山優真93.94
4三浦佳生93.91
5佐藤駿89.8
6友野一希86.88
男子SPで首位に立った宇野

男子SPで首位に立った宇野

「13歳の子とかいるんじゃないですか、この全日本(笑い)」

一問一答は以下の通り。

――SP首位

宇野 そうですね。皆さん、本当に素晴らしい演技が続いていましたし、もちろん見てましたし、ジャンプを成功する選手もいれば、ジャンプを失敗しても、そこからちゃんと切り替えて、その後、素晴らしい滑りをした選手もたくさんいて、僕もジャンプの成功をもちろん目指したいところではありましたけれども、プログラム全体として、失敗しても、ちゃんとこのプログラムが、完成されているプログラムを見せることが目標でしたし、本当に全てがうまく調整できた演技になったのかなと思います。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。