【ステファンの言葉】宇野昌磨を送り出したコーチが見ていた唯一のポイントとは

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇23日◇長野市ビッグハット◇男子フリー

ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(26=トヨタ自動車)が2年連続6度目の優勝を飾りました。193・85点の合計298・04点。日本一決定戦の頂点に立った回数は佐藤信夫さん(10回)に次ぎ、本田武史さんと羽生結弦さんに並ぶ歴代2位。その姿を、固唾をのんで見守り、フィニッシュの瞬間、ガッツポーズしたステファン・ランビエル・コーチが現地で取材に応じ「エレガントに」と送り出したこと、そして宇野の演技で唯一のポイントとして見ていた部分を明らかにしました。

フィギュア

男子シングル上位成績


順位名前SPフリー合計
1宇野昌磨104.69193.35298.04
2鍵山優真93.94198.16292.10
3山本草太94.58192.42287.00
4三浦佳生93.91186.17280.08
5佐藤駿89.80183.24273.04
6友野一希86.88184.64271.52
7壷井達也85.85166.49252.34
8吉岡希85.27164.11249.38
9三宅星南77.16148.96226.12
10本田ルーカス剛史73.58144.04217.62
11島田高志郎76.57139.40215.97
男子フリーの演技に臨む宇野

男子フリーの演技に臨む宇野

男子フリーの演技をする宇野

男子フリーの演技をする宇野

 

 

優勝を決めた宇野(上)はランビエル・コーチから胴上げされる

優勝を決めた宇野(上)はランビエル・コーチから胴上げされる

「彼が集中できるよう
言葉を少なくしています」

ステファン1つの種目で頂点に到達するまでは長い道のりですが、いったんそこに到達した後、レベルを維持し続けるのはもっと大変なことなんです。私は尊敬しています。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。